1月になると出回るニュージーランド産の「キワノ」は、アフリカの熱帯地方を原産地とするウリ科キュウリ属の植物で、キュウリ属は野菜として扱われるものが多いのですが、キワノはフルーツに分類されています。
キワノが印象的なのはその外観で、色鮮やかな黄色やオレンジ色の果皮に、触るとチクチクしそうな大きなツノがたくさんついています。そのためツノメロンという別名もあるほどです。
実はこのキワノという名称は、ニュージーランドの会社が登録商標した商品名なのですが、世界的にもこの名で通用しているようです。ちなみに、8月から12月にかけて日本の店頭に並ぶのは、カリフォルニア産です。
キワノの食べ方はいたってシンプルで、縦半分に切って、実をスプーンですくって食べるというもの。トロピカルなイメージのフルーツなので甘い果肉を想像しますが、意外にも甘みはほとんどありません。どちらかというとキュウリのような匂いがして、食べるとライムのような酸味があります。
それでも、ゴツゴツした黄色の果皮と、エメラルド色の果肉のコンビネーションが美しく、透き通るようなゼリー状の果肉の食感がよいので、サラダや料理の付け合わせなどに使われます。実の一つ一つに小さな種が入っていますが、そのまま食べても大丈夫です。
また、果肉をくりぬいた後に、ヨーグルトと果皮を入れてデザートにしてもよいでしょう。甘さが足りないと感じたら、ハチミツをかけてもおいしくいただけます。また、ツノだらけの果皮は、アートな感覚の器として利用してみてはいかがでしょうか。
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