
ミラクルフルーツはアカマツ科の低木になる果実で、18世紀ごろに原産地である西アフリカからヨーロッパに伝わったとされています。
ミラクルフルーツといわれる理由は、果実に含まれるミラクリンという糖たんぱく質が、酸っぱいものを甘く感じさせるという特性を持っているからです。
具体的には、長さが2㎝ほどの小さくて赤いミラクルフルーツを口に含み、2分ほど舌の上でころがしてから、種を出して実を食べます。
その後に酸味の強いレモンなどを口に含むと、レモンが甘く感じられるのです。
この場合、酸味だけに反応し、酸味以外にはなにも変化がありません。
生のミラクルフルーツを食べた場合、この効果は1時間程度持続するといわれています。
そこで、甘いものがあまり食べられない糖尿病の人などにこの効果が使えないかという研究も進められています。
また、健康によいとされる酢を、酸味が苦手で飲めないという人にも利用できます。
日本でも栽培されていますが、生のミラクルフルーツはまだ一般的ではありません。
しかし、ミラクルフルーツをフリーズドライにした商品もあるので、その奇跡(ミラクル)を体験することはできます。
試してみたい人は、静岡県の南伊豆にある熱帯植物園のレストランでチャレンジできます。
また、5月になるとミラクルフルーツの苗が販売され始めるので、育ててみるのもよいでしょう。
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