トマトはナス科の植物で、ナス・ジャガイモ・トウガラシなどと同じ科に属する植物です。
トマトの原産国はアンデス地方といわれ、
アンデス地方の気候(サンサンと照りつける太陽、雨が少ない乾燥した土地)を好みます。
ところで、トマトの花をじっくり観察したことありますか?
トマトはひとつの花の中にオシベとメシベを持つ両性花です。
ひとつの花にオシベもメシベも持っているので人の手で受粉させなくても結実する種類です。
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キューリやメロンなどウリ科の植物はオシベは雄花、メシベは雌花にそれぞれ別に花を持っています。
虫や人の手で受粉させなければ結実しない種類です。
トマトは雨を避けるため、ハウスなど施設で栽培されることが多いそうなのですが
風でオシベとメシベが揺られて受粉する機会の少ない施設栽培では
ホルモン処理で果実を結実させることがあるそうです。
このホルモンは「オーキシン」で前回、向日葵が太陽を追うメカニズムで紹介した物質です。
オーキシンには子房の成長・成熟促進のはたらきがあると言われています。
植物の花粉はオーキシンを含み、
花粉がメシベに受粉することで子房を成長・成熟させているのですが、
ホルモン処理することで受粉しなくても単為結果し果実をつけることができます。
※単為結果(フリー百科事典ウィキペディアより)
...植物において、受精が行われずに子房壁や花床が肥大して果実を形成すること。
このようにしてできた果実は通常無核果である。
たらみファームでは、トマトは屋根かけハウスで栽培しているのですが、
大村湾を望む畑でサンサンと降注ぐ太陽と、海からの風でトマトは適度に揺れ
オシベとメシベが自然に受粉し結実しています。
もし、ベランダ菜園などで「トマトの花は咲くのに、実がならない。」という方は
そっと、花を揺らしてみてはいかがでしょうか?
(オハナ)
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